伊平屋島に着いたら海魚のランチを食べなきゃ損!

 1便のフェリーが伊平屋島の港に着くのはちょうどお昼時の12時20分。伊平屋島で新鮮な海産物を食べたい!と思ったら、まずは海魚へ直行しましょう!
 朝、島の漁師さんから仕入れた新鮮な海産物を使ってのランチは、どのメニューも650円と驚きの価格。マスターは、「算数ができないから赤字かもしれないけど、伊平屋島に来たらまずは島で一番新鮮で美味しいものを食べてもらいたいから!」と言います。
 そんな太っ腹なマスターが率いる海魚の始まりは、マスターが高校生の頃にさかのぼります。。。

居酒屋・海産物料理 海魚の建物外観
港から歩いて1分!

居酒屋・海産物料理 海魚のランチ650円
ランチはすべて650円!食べなきゃ損!

始まりは「お客様の笑顔が見たいから!」


高校生の頃はもっと細かった
(と思われる)マスター

22歳の時にオープンした海魚1号店
(島尻地区、現在は移転)

 伊平屋島には「高校」がないため、島の子供達は中学校を卒業すると、みな島外の高校に通う「島だち」をすることに。
 島で育ったマスターも中学を卒業すると、沖縄本島南部の高校へ進学することになりました。沖縄本島では親戚のうちでの下宿暮らしでしたが、金銭面でも親に苦労をかけたくないと、割烹料理屋でアルバイトを始めることに。
 当初は皿洗いのバイト生でしたが、子供の頃から手伝いでアバサーやくぶしみなどをさばいていたため包丁さばきもお手の物で、すぐに調理人の手伝いをするようになり、お店にはなくてはならない存在になっていきました。
 調理の腕も上がり、バイト代も上がり、寿司を握らせてもらえるようになった頃、下宿先の親戚に日頃お世話になっているお礼にと、ぶりの握り寿司を振舞うことにしたマスター。
 高校生のマスターが握ったお寿司を食べた親戚のみなさんはとても喜んでくれて、マスター自身もとてもうれしかったそうです。その時の笑顔が忘れられず、いつか自分で店を持ちたい!と思うようになっていったのでした。

伊平屋島で30年続くお店に

 高校を出てからは、琉球調理師専門学校へ進み、調理師としての基礎を学んだ後、伊平屋島の島尻地区に10坪のお店をオープン。その5年後に現在の我喜屋地区のお店に引越しをして、以後25年に渡り、新鮮な海産物を使った料理とマスターの人柄で、昼夜問わず多くの方が訪れる伊平屋島で一番長く続く飲食店となりました。
 またその間マスターは、海人(うみんちゅ)の特技を生かしてダイビングサービスや釣り船サービスも手掛けます。
 「ギョギョ!」でおなじみ、魚類学者でタレントの「さかなクン」は、有名になる前からマスターのダイビングサービスで免許を取り、その後も何度か伊平屋島に通っていて、今でも交流があるそうです。ホームページをオープンするにあたり、右上のイラストもさかなクンご本人の許可を得て使わせて頂いています。
 ダイビングサービスは、後輩に店を譲りましたが、クルーザー2隻は釣り船(遊漁船)として現在も運航しているそうですので、大人数での釣り、クルージングなどご希望の方は、海魚までお問合せ下さい。(電話:0980-46-2544)


さかなクンが描いたふすま絵!


たくさんの有名人が訪れてます!


海魚所有大型クルーザー、運航中!

伊平屋島で獲れた新鮮な海産物を海魚でぜひ食べてください!


毎朝漁師さんから島の魚を仕入れます。


この日は沖縄本島でカンパチ・マグロを仕入


大きなマグロもテキパキ笑顔でさばく節子さん

 現在お店は主に奥様の節子さんがきりもりしていますが、魚の仕入れ等は今でもマスターが目を光らせます。
 毎朝、伊平屋村の漁師が釣った魚を仕入れ、その日のうちに提供します。
 また仕入れが足りない時は、沖縄本島の卸売り市場から仕入れてくることも。
 常に新鮮な海産物を美味しく提供できるのは、子供の頃から海に親しみ、素材そのものの味を引き出せる調理方法を知っているマスター率いる「海魚」だからこそ!
 初めて海魚で食事をした方たちからは、「こんなに柔らかいイカのイカ墨汁は初めて!」「島ダコがこんなに柔らかく美味しいものとは!」「ワラジエビの刺身はここでしか食べたことがない!」などなど、伊平屋島の海産物の美味しさに感動して帰られるそうです。

 そんなお客様の喜ぶ顔が見たくて、うれしくて、今日も伊平屋島の美味しい海産物を食べてもらいたくて・・・

 伊平屋島に来たら、そんな海魚にぜひ足を運んでみて下さい!


スタッフ一同、心よりお待ちしております!!
  


       

沖縄タイムスホームプラザ掲載
沖縄タイムスのホームプラザ2017/2/23号「彩職賢美」に海魚おかみ野甫節子を掲載頂きました。web版はこちら>>

     
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